蒼涼館

そんな私は……

『ハリーポッターと賢者の石』愛のある物語

愛のある物語。ハリーポッターの賢者の石を読み終え思いました。

初めて読んだのは小学生の時。

それから大人になった今、色褪せず魔法を使う彼らの物語は展開されていました。

 

昔と今で思うことの違いは、昔は「自分が主人公になりたい!魔法を使いたい!」素敵な物語だったこと。

今は、「愛と死、勇気や善について問いかけてくる」物語だと思ったことです。

それから茶目っ気と推理と魔法を一振り。

 

賢者の石は金銀財宝と不老不死を与える、ある意味、夢のような石です。

それが存在する世界で、真っ赤な石の最期は粉々に砕かれることでした。

 

ダンブルドア先生の石に対する見解は、人は人にとって最悪なものを願ってしまうことがある。そして、人生を生ききり整理された後の死は、一日の終わりに着く眠りであり新しい旅立ちであると言うこと。

 

そしてハリーポッターに与えられている、母や様々な人からの「愛」。

 

また、いつでも彼らに会える。魔法を使える。そんな心を胸に抱いて。

今日は魔法の本を閉じようと思います。